ファイザーとエーザイは6月11日、従来の疼痛治療薬とは異なる作用機序を持つ帯状疱疹後神経痛治療剤リリカカプセルを22日に新発売すると発表した。両社で共同販促活動を行う。ピーク時の2019年度の売上高は84億円を見込んでいる。
剤形は25mg、75mg、150mgの3種類で、薬価はそれぞれ100.50円、167.10円、229.00円。用法・用量は通常、成人には初期用量として1日150mgを2回に分けて経口投与し、その後1週間以上をかけて、1日300mgまで漸増させる。年齢や症状によって適宜増減するが、1日600mgを超えないこととし、いずれも2回に分けて経口投与する。
現在、国内では末梢性神経障害性疼痛の適応についても承認申請中で、線維筋痛症についても開発を進めている。
同剤は、欧米で帯状疱疹後神経痛を含む神経障害性疼痛の薬物治療ガイドライン/アルゴリズムの第一選択薬とされており、世界105か国以上で承認されている。
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